occ で構造体サポート

本当はOSCまでに構造体をサポートしたかったのですが、叶わず・・・
α0.13でようやく構造体を実装しました。

サンプル:https://github.com/liva/occ/blob/release/sample/sample8.c

構造体の中に構造体が入っていても大丈夫です。
内部構造は一般のアーキテクチャーにおける実装とはかなり違いますが、これはOSECPU-VMの仕様上、
どうしうようもないですね。


構造体が使えると、OSECPUアプリでの大規模開発が一気に現実味を増してきます。
現時点では構造体の動的確保ができないので使い勝手が悪いですが、すぐに実装する予定です。


構造体サポートはocc開発での悲願だったので、これで折り返し地点に到達した、といった所ですかね。
ただ、これは、occ開発では、という意味であって、僕が思い描く物を実現する道のりとしては、まだ第一の
関所くらいですが。



今後の開発方針としては、

・最適化、スタックアロケーションのサポート
・OSECPUのフォークによる独自VMの開発

といった所でしょうか。
VM周りに早く手を付けたいのですけど、スタックサポートと最適化をしないとすぐレジスタが枯渇してしまう・・・。